こんにちは、さくです。
僕は40代の普通のサラリーマンで、3人の子供がいます。仕事に追われ、家ではバタバタと過ごす毎日。30代までは仕事に追われる毎日で、料理をする時間も気力もありませんでした。外食やコンビニで済ませることが当たり前で、「料理は面倒くさいもの」と思っていました。
そんな僕が気づけば、週に何度もキッチンに立ち、家族のために料理を作るようになったんです。
今回は、現在40代の僕が30代後半頃から料理を始めることになったきっかけについて、お話ししたいと思います。
コロナ禍での変化 ー 料理をするしかない状況に
僕が料理を始めたのは、2020年頃のこと。ちょうどコロナ禍で生活スタイルが大きく変わったタイミングでした。
外食の機会が減り、必然的に「家で食べる」という選択肢が増えました。特に、好きだったラーメン屋や焼鳥屋に行けず、「もうあの味は食べられないのか…」と寂しさを感じたのを覚えています。
最初のうちは、デリバリーやスーパーのお惣菜で何とかしのいでいましたが、次第にこんな悩みや気づきがありました。
- 食費が高すぎる…
- 家での時間をもっと充実させたい…
- 妻の負担が増えていることに気づいた
- 子供たちにも喜んでもらいたい
そんなある日、「料理を始めてみよう」と思ったんです。
最初の料理は苦戦の連続だった
最初に作ったのは、定番の「袋ラーメン」。
「お湯沸かして麺を入れるだけでしょ?」と思っていたら…
- 火加減が分からず湯沸かしに時間がかかりすぎる
- 時間を間違えて麺が伸びる
- お湯の量が多すぎて無味
「こんな簡単なものすら上手く作れないのか…」とショックを受けました。
でも、この時「もっとちゃんと作りたいな」と思ったんです。
そこからは、少しずつ料理のコツを調べながら挑戦していきました。
料理のコツを学ぶと、楽しくなってくる
最初は上手くいかなかったけれど、少しずつ「なるほど」と思うポイントが増えてきました。
- 火加減が大事 → 強火がいいわけじゃない。沸騰したら中火で麺をほぐすと美味しくなる
- 味付けのバランスを考える → 醤油、塩、こしょうなど、調味料の組み合わせで深みが変わる
- 下準備の大切さを知る → 料理は「切る・計る・並べる」を先にやっておくと、スムーズに進む
こういう「小さなコツ」を知ることで、料理が楽しくなってきました。
袋ラーメンの次は、チャーハン。YouTubeでレシピ動画を見て、卵とご飯をフライパンで炒めればそれっぽくなるだろうと思っていました。でも、実際にやってみると…
- ご飯がベチャベチャ
- 味が薄いのに塩を足したらしょっぱすぎる
- フライパンに卵がこびりつく
「こんなはずじゃなかった…」と落ち込みましたが、同時に「どうすれば美味しくなるんだろう?」という興味が湧いてきました。
そこから、試行錯誤が始まりました。
料理は「知識と経験」でうまくなる
僕はもともと凝り性な性格なので、料理も「理屈から理解したい」と思い、いろいろ調べ始めました。
- なぜチャーハンがベチャベチャになるのか? → 炊きたてのご飯ではなく、冷やご飯を使うとパラパラになる
- なぜフライパンに卵がこびりつくのか? → 火加減と油の量が重要
- 味付けのバランスをどう取るか? → 塩こしょうだけでなく、醤油やマヨネーズを使うとコクが出る
こんな風に「失敗→調べる→改善」の繰り返しをしているうちに、少しずつ上達していきました。
料理をすることで得られた意外なメリット
料理を始めてから、思いがけないメリットもありました。
食費が抑えられる
以前は外食すると、1回10000円くらいになりました。でも、自炊をすることで5000円くらいにまで抑えられ、月の食費が大幅に減りました。
家族の会話が増えた
「今日は何作ろうか?」と子供たちと相談したり、「これ美味しい?」と意見を聞いたり、料理を通じて家族の会話が増えました。
自分の時間を楽しめるようになった
料理をすると、ただ「食べるだけ」じゃなく、「作る楽しさ」が生まれます。週末にゆっくりビールを飲みながら料理をする時間が、リフレッシュの時間になりました。
料理の大変さを実感した
正直、1食作るだけでも大変です。これを毎日続けている妻には、改めて感謝の気持ちが湧きました。
「パパの料理」が当たり前になる日
気づけば、週末は僕が夕飯を作るのが習慣になりました。
今では、カレーやハンバーグ、焼きそばなど、子供たちの好きなメニューは一通り作れるように。まだまだ妻のレベルには追いつけませんが、「パパのご飯も美味しい!」と言ってもらえるのが嬉しくて、続けています。
料理は、ただの「家事」じゃなくて、家族との大切な時間を作るツールなんだな と実感しました。
料理は「できるようになると楽しい」
料理を始める前は、「料理=面倒くさい」と思っていました。でも、実際にやってみると、失敗も含めて楽しめるし、成長を感じられるものだと気づきました。以前のように「料理なんて無理」と思っていた自分からすれば、大きな進歩です。
これからも、試行錯誤しながら美味しい料理を作っていきたいと思います。
もし、僕と同じように「料理を始めたいけど、なんだかハードルが高そう…」と思っている方がいたら、ぜひまずは簡単なものから挑戦してみてください。
例えば…
- 目玉焼き → 火加減を覚えるのに最適!
- 味噌汁 → 具材を切って煮るだけで完成!
- チャーハン → 冷蔵庫の余り物で作れる!
最初はうまくいかなくても大丈夫。大事なのは、「作ることを楽しむこと」。そして、家族の笑顔を見ることです。
失敗しても大丈夫。むしろ、失敗から学ぶことがたくさんあります。
僕もまだまだ修行中ですが、これからも「パパご飯」のレパートリーを増やしていこうと思います。
このブログでは、僕が実際に作ってみて「これは簡単で美味しかった!」というレシピや、料理をする上で役立つコツをシェアしていきます。
「料理初心者」からスタートする人にとって、少しでも役立つ情報をお届けできればと思います。よかったらまた読みに来てくださいね!
それでは、次回の記事でお会いしましょう!